小さなくまの工務店/シェアキッチンができるまで③(解体工事)
工事の始まりはまず解体工事です。
解体屋さんに入ってもらう前に先に既存の設備機器をばらします。
照明、エアコン、コンセントなどの電気機器は電気屋さん、
キッチン水栓、トイレなど水関係は水道屋さん、
ガスコンロ、給湯器などはガス屋さん、
それぞれのプロにお任せして、解体屋さんが建物を解体する時に危険なく、心置きなく壊せるように準備します。
電気屋さんには工事用に仮設の分電盤をつけてもらいます。
それが終われば、
解体屋さんに来てもらい、ガンガン壊していってもらいます!
工事始まるよ~!
こんなにぐちゃぐちゃに!
昔ながらの土壁の土がすごいー!
2階部分もどんどんばらします。
天井をめくると屋根が見えてきました。
天井裏はお隣さんとつながっている!
トラックをつけ、2階のベランダから搬出。
30度を超える真夏の暑い日に、炎天下の中の作業、本当にありがとうございました!
おかげさまで2階、きれいにばれました!
1階もご覧の通り。
2階の床をぶち抜いて、吹き抜けがいい感じ~!
お次はボロボロのシャッターをばらします。
↑シャッターボックスの中ってこんな風になってるんですね!
腕のいいプロの解体屋さんのおかげでとてもすっきり、綺麗に解体できました。
ありがとうございました!!!
解体工事の施工管理をする際のポイントとしては、
「既存のどの部分を解体し、どの部分は残すのか」
ということが明確にわかる「解体屋さん用の図面」を必ず渡すこと!
そして危うい部分は必ず見とく!
残す部分をばらしそうになったら即言う!
「あー、そこはばらさないでー!」
そして暑い中の大変な作業に感謝する!
これだけですね。
いつも解体屋さんを見ていて思うのは
「本当に楽しそう」
自らの本能に従ってガンガン壊していく
とても面白い仕事なんだろうな、ということ。
危険と常に隣合せの大変なお仕事ですが、そこが魅力なのだと感じます!