雨の日の読書

雨ですね。

こんにちは、小さなくまです。

雨の日と言えば読書ですね。

本日くまは内田樹さんの著書「コモンの再生」を少し読みました。

(ずっと前からほんの少しずつ読んでいます。)

その中でまたしてもはっとしたことが書かれていました。

内田樹さんの文章は政治的な事、これからやこれまでの日本についての文章などが多いのですが、

「国民のために尽くす国家より国民に自己犠牲を強いる国家の方が国民に支持される」という衝撃的な内容でした。

しかし、納得しました。

すごい逆説だなと思いました。

国民は国民の幸せや安寧を配慮してくれる政治家よりも国家のために自己犠牲を強いて国に尽くさせる政治家の方を支持してしまう。

そして日本の国運が急激に衰微していますが、その原因は現在の日本の政治に、日本国がこれからなりたいのはこういうものだというようなはっきりとした目標がないからだ、ということです。

そして日本の未来はその目標(坂の上の雲)を掲げることができる「構想力」にかかっていると書いておられました。

なるほどー、と思いました。

ここでも「構想力」!

やはり何においても「構想力」、「想像力」が重要なんですね!

こちらのブログでも紹介している私の修士論文でも行き着くところは「想像力」でした。

(なかなかアップできておらずすみません...)

結論だけ先に言ってしまうと私が追い求めていた「都市と建築の多様性」の正体とは「たくさんの要素」があり、その要素同志の「差異」から生まれる「連想作用」によって都市と建築は魅力的になる、という結論に至りました。

「構想力」、「想像力」を追い求めていきたいと思います!