印象派展

あべのハルカス美術館「印象派・光の系譜」行ってまいりました。

絵って本当に好きです。

見てると心が癒されます。

ぼーっとその絵の世界に浸るのがとても贅沢な時間で好きです。

モネやゴーガン、ピサロ、ルノワールたちがいた自然の中を彼らの目を通して見ている感じ。

あ、なんか監督をしている時もこの感じあったなー、と思い出しました。

朝早く現場行ってぼーっとその辺にあるものを見ている感じ。

人生におけるとても贅沢な時間です。笑

私は高校の時美術選択していたのですが(美術or書道or音楽の中から1つ選択)、その時ルノワールの言葉に出会い

あ、すごく好き、と思いました。

「現実がとても苦しいものだから絵の中だけは光に満ちた幸福な世界を描く」

はっきりとは覚えてないけどそんなような内容の文章でした。

すごくいいな、と思いました。今でも覚えてるくらい。

その言葉の通り、ルノワールの絵は幸福な光に満ちていてその絵をみているこっちも幸せな気持ちになります。

あんなに柔らかくてふわふわしていて幸せな時間を描けること、その信念と表現を尊敬します。

当時からルノワールの絵が大好きです。

もちろんルノワールの絵も見たくて行ったのですが、他の画家たちの絵も素晴らしかったです。

自然の風景を描いている絵がたくさんありました。

そのようなたくさんの自然の風景の絵を見て思ったのは画家の彼らはこの絵を描くために何時間も何日もここでこの景色を眺めていたんだろうな、とすると、全然お金にならないだろうな、生活はどうしていたんだろうな

でも彼らはその風景の中にある何か大切なものを見つけるためにそれをしていたのかな、

お金や目の前の仕事以上に何か大切なものがあってそれを必死で捕まえようと見出そうとしていたのかな、

多分、日常の些細な風景の中にそれは隠れていて、普通の人にはなかなか見えないのかな。

...なんてことを思いました。

私も一つの作品に、建物に、お部屋に、そんなお金には代えられない大切なものを見出せる物作り、空間作りをしていきたいと思います!

一つの絵(パース)にも!